本日2017/04/24、クラウド請求書作成サービス『MISOCA』の料金体系が変更され、有料サービスへとなった!
新旧サービスの比較、有料になった分代替サービスを探すのが世の常。
今後も無料で請求書を作成していくにはどうしたらいいのか検討してみた!
MISOCAとは
MISOCAとは、クラウドベースの請求書作成サービスだ。
僕も利用しており、無料で質のいい請求書・見積書・納品書が作れるサービスだった。
多くはベンチャーやフリーランスに愛用されており、使い勝手、会計ソフトとの親和性も高く非常に利便性の高いサービスだ。
僕の使い方では、見積書を作り、先方に流し、請求書(たまに納品書)を作りそれを会計ソフト『freee』へと連携させている。
帳簿付けも非常にスピーディーであり、あまり簿記知識のない僕でも簡単に使える。
これらのサービスは無料で利用でき、郵送サービスだけは有料であった。
フリーランスの僕にとっては非常に有り難いサービスなのである。
そんな中、2017年4月24日、有料化の発表があったのである。
MISOCA 新しい料金体系
要望が多くあったというユーザーサポート(電話・メール・チャット)を導入し、新しく4つのプランが新設された。
無料プラン、プラン15、プラン100、プラン1000の4つのプランだ。
無料プラン
月額無料
・月間請求書作成数:5通まで無料で作成
・プラン上限超の請求書作成と請求書の郵送、決済サービスは利用不可
プラン15
月額:800円
年額:8,000円 キャンペーン期間は4,000円
月間請求書作成数:15通まで
16通以上は1通70円で
請求書の郵送、決済サービス
プラン100
月額:3,000円
年額:30,000円 キャンペーン期間は15,000円
月間請求書作成数:100通まで
101通以上は1通70円
請求書の郵送、決済サービス
プラン1000
月額:10,000円
年額:100,000円 キャンペーン期間は50,000円
月間請求書作成数:1000通まで
請求書の郵送、決済サービス
キャンペーンとして、初年度は基本料半額。
6ヶ月無料+無料体験期間2ヶ月という内訳だ。
今まではTwitter IDなどでログイン出来たが、これからは弥生IDが必要になる。
開発・運営はこれまで通りMISOCAが行い、サポート面は弥生が担当する事になる。
MISOCAに代わる代替案はあるのか
クラウドの請求書作成サービスは何もMISOCAだけではない。
現存する請求書作成サービスを調べてみた。
自分に合ったサービスを検討してみてほしい。
freee
クラウド会計ソフト。
僕も利用していて、初心者や簿記知識がない人にとっても使いやすい。
月額は980円~ 無料プランあり。
請求書作成サービスは、機能の1部として提供されている。
僕の感想としては、MISOCAが優秀な分、まだまだ機能は足りない印象。
例えば、件名が設定できなかったり、テンプレートがダサかったり、源泉徴収税の設定が非常に難儀であったり、設定項目が任意に変更できなかったりと 細かいところの融通が効いていない。
MFクラウド請求書
https://invoice.moneyforward.com/?provider=ca&link=iv
マネーフォワードが運営する請求書作成サービス。
会計ソフトMFクラウド会計との親和性が高い。
僕は昨年度こちらの会計ソフトを利用していたのだが、完全な初心者にしては少し難しかった。
月額は500円~ 無料プランあり。
RaQool
RaQool(ラクール)はExcelによる顧客情報管理などの使いやすさを残しながら、
見積書・請求書がたったの1分で簡単に作成できて、
メール送信や郵送がワンクリックでできるクラウド型の請求書サービス。
月額は980円~ 無料プランあり。
ツカエル見積・請求書オンライン
バックオフィス業務のBizsoftが提供しているサービス。
月額は500円~ 無料プランあり。
みつもらー
非常にシンプルな見積書作成サービス。
請求書も作成できる。
年額は5,000円~ 無料プランあり。
MakeLeaps
クラウドで見積・納品・請求書をかんたん作成、郵送が出来るサービス。
月額は1,780円~ 無料プランあり。
総評
基本的にはどれも有料サービスだ。
月額数百円~といった印象で、やはり無料で利用するには かつてのMISOCA程のものは存在しない。
ベンチャー企業としてよくあるローンチ後数年は無料
そしてユーザー数を獲得出来れば有料化という典型的なものである。
そのため仕方がないといえば仕方がないのだが。
でも僕はMISOCAが好きだし、freeeも使い続けていく以上、MISOCAは切れないものなのである。
他のサービスはやはりfreeeとの連携はとれなく、会計の面で少し面倒だ。
まだ結論は出ていないが、やはりクラウドの請求書サービスは非常に便利なのである。
freeeがもう少し使い勝手が良くなってくれれば、それに越したことはない。