発売日にiPhone7を購入し、ApplePayサービス開始時からほぼ毎日ApplePayを使っている。
今日はAppleのペイメントサービス『ApplePay』について分かった・気付いた事をお届けしたい。
そもそもApplePayとは
ご存知の人も多いと思うが、ApplePayとはAppleが提供するモバイルペイメントサービスの呼称だ。
2014年10月より米国にてサービスが開始された。
iPhoneに内蔵されているNFCを利用し、Walletアプリを通じてクレジットカードを登録する。
POS端末に繋がったリーダーから「支払いはApplePayで」と伝えると日本のおサイフケータイのように支払いが出来る というサービスだ。
ここ日本では少し仕組みが違う。
クレジットカードに紐付いた『QUICPay』『iD』にて決済をする。
どんなクレジットカードでも登録出来る訳ではなく、この2つに対応したクレジットカードが必要になる。
対応クレジットカードはこちらより
レジでは「QUICPay(iD)で支払います」と伝え、iPhoneをリーダーにかざす。
ApplePayはサービスの呼称であり、支払い時には「ApplePayで」と伝えても決済はできない。
それでは僕が感じた5つの事を紹介しよう。
1. 登録したクレジットカードはオリコカード
僕はこのApplePayを使うためにオリコカードのTHE POINTを作った。
理由はやはりその還元率の高さ。
ポイント還元率は1%と高い。
搭載されているのはQUICPayだ。
また僕はTポイントを貯めているのだが、オリコポイントから各社色んなポイントに等価交換出来る。
Tポイントを貯めるにはソフトバンクカードもあったが、汎用性の低さで見送った。
持っていないクレジットカードでオススメは楽天カードとYahoo!JAPANカード。
これらも還元率1%の大台に乗っている。
2. やはり小額決済はキャッシュレスが便利で速い
小銭を財布から出さない 入れないというのはやはり便利だ。
僕は毎日コンビニでコーヒーを買っているのだが、やはり速い。
対応店舗もコンビニだけでなく、今では色んな小売店が対応している。
後述するSuicaでは指紋認証が要らず、従来のおサイフケータイと同じような感覚で決済することが出来る。
ApplePayは具体的にどうやって使うのか。
レジで支払い方法を伝えたあと、コンビニならリーダーが光る。
iPhoneをかざせばいいのだが、僕はそれで思いがけない事が起こった。
僕のiPhoneは持ち上げるだけで画面が点灯し、ホームボタンに指が触れるだけでロック解除出来るように設定している。
するとiPhoneをかざした瞬間にロックが開いてしまい、さっきまでやっていたゲーム画面になってしまったのだ。
一度閉じてアタフタしてしまい、結果支払いが滞るという事態になった。
別にホーム画面でもリーダーにかざせば強制的にApplePayの画面になるのだが、ゲーム中はどうなんだろう。
そこまでは検証出来ていない。
この事があってから、僕は支払い前にスリープ状態の時にホームボタンをダブルクリックして
ApplePayの画面を出しておく という事前動作が癖づいてしまった。
ちなみに僕はレジの前に立つだけでコーヒーカップが出て来るくらい覚えられている。
3. 交通はSuica
Suica圏に住んでいる訳ではないのだが、交通系ICカードが対応しているエリアであればほぼ問題なくSuicaも利用出来る。
昔東京に行った時にSuicaを発行したのだが、デポジット500円が残ったままだった。
iPhoneは既存のSuicaのデータを吸い出す事が出来るので、ここに来てまさかの再利用が出来た。
最初は「本当にうまくいくのだろうか」と不安だったが、それも杞憂だった。
1度エラーになった事があった。
なぜかと言うと、手で挟むような形(親指を上にして4本指で支える形)で少々浮いてしまっていたようだ。
今ではしっかりと端末上部を触れるくらいまでしっかりタッチしている。
チャージはApplePayで登録したオリコカードでしている。
オートチャージも出来るのだが、そこまで頻繁に利用する事もないのでアプリ上で行っている。
これは東京圏に住んでいる人や、Suicaで小額決済をしている人には便利だと思う。
4. ウェブサービスでも利用可能
今まではウェブで買い物をする時は、Safariに保存したクレジットカード情報をクッキーとして読み込んでいたが、ApplePayで支払う事が出来るようになった。
日本交通やじゃらんなど、徐々に対応する会社が増えていっている。
僕が最初に利用したのはTOHOシネマ。
決済は指紋だけでものの数秒で決済出来た。
楽。とにかく楽だった。
ApplePayは小売店側に利用者のデータを残さない。
普通のクレジットカードで買い物をすると、カード情報などが小売店側に渡ってしまう。
しかしApplePayを介せば、カード情報は暗号化され、個人情報を外に出す心配がなくなる。
5. iPhoneを失くしても安心
どういう事か。
まぁ失くさないに越した事はないのだが、万が一iPhoneを落としてなくしてしまった場合。
これはインターネットにさえ繋がるデバイス・PCがあれば、AppleのiCloudに接続すると遠隔でiPhoneを制御出来るようになる。
具体的には、iPhoneのアラームを鳴らす事が出来たり、画面にメッセージを表示させる事が出来る。
例えば「このiPhoneを落としました。○○○-○○○○番に電話してほしいです」など、広い主にメッセージを送る事も可能だ。
また、最終手段としてはiPhoneのデータを遠隔で消去する事も出来る。
モバイルは個人情報の固まりだ。
誰かに見られたり、悪用されたりするのを未然に防ぐ事が出来る。
世の中が便利になっていく反面、こういった事故や個人情報の保管・管理においては誰もが徹底するべきだと思う。
被害が自分だけで良ければそれでいいが、最悪の場合、仲のいい友人や仕事関係の人に迷惑をかけてしまう。
プライバシーに関して、改めて設定や対策を見直してみてはいかがだろうか。
まとめ
取り敢えず現時点での感想にはなるが、ApplePayは昨年10月にサービスインしたばかり。
今後もっともっと便利になるだろうし、気づけば誰もが使うサービスになることは間違いない。